~はしもとぶらり旅Ⅳ⑥~
「紀の川に架かる虹とフルーツラインのユリ」
橋本の名所・観光スポットなど、ちょっといいとこを順次紹介しています。
今年の8月はお盆の時期に雨が多く、また、マスクをしての夏ということでなんだかすっきりしない夏でした。そんな中、雨降りの後のお楽しみと言えば「虹」を待ちましょう。
雨が続いた8月中頃、明け方まで降り続いた雨が止み、早朝5時半頃から太陽が差し込み真夏の青空が見えてきました。これはチャンス到来!西の空を見ると期待通りに虹が架かりました。普段、虹が架かるときは夕方前に東の空に架かる時が多いのですが、珍しく今回は朝、西の空に架かりました。
虹を見るための条件は、空気中に水蒸気(水滴)があること、晴れていること、太陽の高さが低いことです。そして虹は人の目に対して太陽から42度の角度にある水滴を通り屈折した時に現れるそうです。チャンスを待つならば、朝から晴れていて昼にざっと雨が降り、夕方前にばたっと止んで太陽が差したら期待大です。写真は橋本高野橋をバックに紀の川に架かる虹で、川面にも映ってくれてとてもキレイでした。やっぱり橋本は紀の川ですね。
もう一枚の写真は、紀の川フルーツラインから。
夏の時期、道路沿いに咲く白いユリの花。おそらく高砂百合が自生していると思いますが、大きな白い花が風にゆらゆらと揺れていました。
先があまり見えない世の中ですが、空は高く、青く、輝いてくれますので、元気に乗り切りましょう。