皆さんの家の庭で「ドクダミ」の花が満開になっていませんか。
「ドクダミ」は、半日陰~日陰の湿地を好み、地下茎を縦横無尽に張り巡らせ、辺りを埋め尽くすように繁茂するので、我が家の裏庭でも写真のように「ドクダミ」だらけになってしまっています。
しかし、古来より「ドクダミ」は「十薬」とも呼ばれ、10の効果があると民間治療で重宝されていた薬草です。
「ドクダミ」の臭いの成分は殺菌作用があると言われ、火傷や化膿、傷の治療に使われ、乾燥させた「ドクダミ」も利尿や便通など様々な解毒効果があると言われています。
「ドクダミ」の花は初夏の5月頃から夏にかけて咲き誇ります。
「ドクダミ」の白い花びらのように見える部分は、実は葉が変化した総苞片で、花は中心の突出した黄色い部分のみです。