～はしもとぶらり旅Ⅲ⑪～

「森の雪景色と春を呼ぶスイセン」

橋本の名所・観光スポットなど、ちょっといいとこを順次紹介しています。

冬本番となりました。例年になく、今年は寒く雪がちらちらする日も多いですね。一日も早く春の訪れとコロナの終息を願うばかりです。

１月１２日、橋本の街も朝から冷え込み、ボタン雪がシンシンと静かに、降り続きました。ここ最近はあまり積もらなかったので久しぶりでした。恋野方面に向かい、あじさい園にて銀世界を撮影。池の周りの大きな木々たちも雪をかぶり、妖精が出てきそうな感じでした。

雪は次の日には消え始め、いつもの冬の景色に戻りました。１月末なのでまだまだ気温は低いですが、春の兆しは見え始めています。桜で有名な隅田の丸高稲荷神社にて、黄色のスイセンを探しました。スイセンはチューリップに先駆け、早春の光と風の中にまばゆい黄色と白の花を揺らし、長い茎の先にうつむいたような、どこか儚げな一面をもった魅力的な花です。

神社へ向かう参道の赤い鳥居のそばで、肩を寄せ合って咲いていました。お参りの際はちょっと足元をご覧ください。和みます。神社の裏側からは、高台にあるので隅田の街並みが見渡せます。後ろの山並みの中腹は霧がかかって幻想的な景色でした。雲海が見られるポイントかもしれません。はしもとの「いいとこ」を探してみませんか。