はしもとのいいとこ紹介
~橋本ぶらり旅Ⅱ①~
「玉川峡の蛍」
橋本の名所・観光スポットなど、ちょっといいとこを順次紹介しています。有名スポットだけでなく、「橋本にはこんな素敵な場所がある!」をテーマに紹介しています。
季節は6月を迎え、梅雨の次期となりました。雨の日も多くなりますが、夏前のこの時期、子供のころに戻れる瞬間があります。「♪ほーほーほーたるこい こっちのみずは あまいぞ あっちのみずは にがいぞ♪」の歌がもうすぐ聞こえてきます。
橋本市宿(やどり)付近の玉川峡では、6月中旬頃、たくさんの蛍が川面を乱舞します。「ユキノシタ」という白い花が、辺りに咲いてきたら蛍の季節到来と思います。光りながら飛んでいるゲンジホタルはほとんどがオスで、メスは草や木の葉にじっととまって、小さな光を出しています。光り方には、プロポーズのための光、刺激された時の光、敵を驚かせるための光の三種類あると言われています。
蛍は、「犬戻り」付近や、上流では、「やどり温泉いやしの湯」付近まで、下流では九度山町の「市平橋」「塩の瀬橋」付近などで見られると思います。蛍は暗闇が好きなので、光は消してください。また、網でとって観察するのはいいと思いますが、持ち帰るのはやめましょう。必ず川に返してあげてください。
新緑に囲まれた玉川峡も絶景ですが、夜の光のアートも幻想的です。一生懸命に生きている蛍から元気をもらえると思います。